ロードスター徒然日記

2025.10.25

100周年記念NDロードスター

 思えば「初」のNDロードスター展示でございます。(*´▽`*)中古車の相場が一向に下がらない理由もありましたが、NDロードスターを語らずして、ロドスタは語れないのではないのかということで、思いっ切って仕入れました。NAは今や「重要文化財」なので仕入れは遠慮しております。(-_-)
さて、今回仕入れた100周年記念車ですが、内装をカスタマイズしている車両です。このカスタマイズを良しとするのか否かは好みもあるので分かりませんが、どうせなら「アゲアゲで行こうぜ!」どこに?で花舞台当社のロド定番の位置の展示車両としては良しとします。ハイ。( `ー´)ノ
車両が到着したのが、10月の14日。それからチェックして落札どおりの車両と確認してから、まず目に入ったのが、出品店も「注意事項」としていた「幌縁色あせあり」幌縁?なるほどゴムモールの事でした。ドアのでは無く、後ろ側のラウンド部分のゴムモールです。紫外線などで褪せてるのはありますが、割と褪せて紋々が発生してます。まずこれから着手。このモールは単体で部品が出ていなくて、レインレールと一体でしか設定が無く、取り換えるとなると、幌を外さなければいけない大仕事です。したがってこのままでどうするのかと考えておりましたが、①とりあえず復活剤塗ってみる。②油性マジックで塗る(これは半分冗談です。)③モールの上に何か貼る。でした。③の貼る素材をアマゾンで探してたところ、ちょうど20mm幅の黒の外装用テープを発見!6メーターあるので失敗しても何度でもトライ出来そう。でポチッ。('◇')ゞ到着して、いざ貼らん!と開始しましたが、Rのところで外側は少し引っ張りながら貼れるのですが、内側に皺が出来る。そりゃそうだわな(-"-)家内曰く、「切り目を入れて、重ねてあわせたら?」おいおい!そんなことロド様には出来んぞ!で、断念。そんなに都合よく出来ないものです。素材の質感はマットな感じでよかったのですが。
そんなところにロードスターの元オーナーのT様がご来店され、「社長、劣化したゴムの表面をペーパーで削って、下のゴムを表面に出させてやる方法ありますよ。」と。なるほど('ω')ノペーパーの番手を徐々に上げていき最後はコンパウンドで仕上げてから劣化防止剤を塗りこむ方法。ほっほ~っ。これはやりがいがありそうです。サンドペーパーの番手は色々在庫があるので早速やってみよう。その前に仕上げるコート剤の調査開始。今まで経年による樹脂素材の白ボケに塗る具材を色々試してきましたが数ミリしか入ってないのに1000円前後しているものが多く、容器を足でひっかけようものなら一巻の終わりです。何回かやりました。('ω')ノで、今回チョイスしたのが、「おさるのスゴピカ・リターンブラック」です。50mmも入ってるので、ボトルを足にひっかけようがどうしようが(いやいや引っかけないようにしてください!社長!」)安心ですし、色々使えそうです。ネットで4000円位でした。コーティング待ちの状態で下準備OK。翌日コート剤到着。「おさるの・・」名うってましたが、「汚去るでおさるでした。キャラクターがお猿。なるほど。完成。割とテカってます。ついでに両サイドの下部樹脂にも施工。フロントアンダースポイラーにも施工。
そして私の少し褪せた心にも施工・・・(>_<)笑えない。
続きましては、ロードスターの宿命課題でもある「水抜き穴」の清掃です。NCまでは経験あるのですが、NDは初めてです。で取説も見ましたが、これは見ただけでは無理です。手を突っ込んで感覚でしてください的な説明。NDの場合、ドレンフィルター(プラスティック)があり、その下にスポンジのフィルターが敷かれており(写真の白いスポンジ)この組み合わせですが方向性も決まっているため間違うと、水がうまく排出されない危険性があります。手を突っ込むのもボディビルダーではあちこちにあたり奥まで行けない可能性もあります。普通では覗き込んでも見えないため、ほぼ「闇鍋」状態です。結局、トリムを外すことにしました。スカッフプレートから順番に外していき、「おっ!」見えてきました。楽勝!とまでにはいきませんでしたが、作業はし易くなりました。取り出した2種のフィルターはご覧の通り。Aと呼ばれるプラスティックのフィルターは水で良く洗い(けっこう泥汚れがひどかった)Bと呼ばれるスポンジのフィルターは新しく純正品交換(1個600円位)。
構造も良く理解出来ましたので、次回からは座席に座って手を突っ込んで出来そうです。

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